2018年11月01日

街の洋楽カラオケ道場~リエゾン・発音・練習法・プロの心構えまで












・リエゾン(音のつながり)をマスターする!


英語の発音が全部できるようになっても、

まだネイティブっぽく歌うことはできません。


その大きな原因は、

リエゾン(音のつながり、リンク)です。


わかりやすくいうと、

英語は単語をだらだらとつなげて発音する傾向があるので、


別々の単語でもなぜか音がつながって、

一つの単語のように発音されてしまうのです。


どういうことかというと、


salt and pepper(塩とコショウ)


これをネイティブスピーカーが普通に読むと、

「ソルテン、ペパー」

となります。


「ソルト、アンド、ペッパー」

ではありません。


「salt」と「and」の二つの単語がつながって、

「ソルテン」となるのです。



英語でget on ならば、ゲット+オンですから、

ゲットオンとなるはずですが、

ほとんど【ゲロン】と聞こえてしまいます。



英語でkeep on ならば、キープ+オンですから、

キープオンとなるはずですが、

ほとんどの場合は、【キーポン】と聞こえてしまいます。



get out なら、【げらう】 


【L】は【う】の法則もプラスして、

hold onなら【ほぅどん】でしょう。



let it beの場合なら、

letのtとitのiがプラスして、

【り】になってしまいます。








ONE OK ROCK - A thousands miles 

【和訳・歌詞】






・よくある発音変化を理解する




よく使われる言葉は、

いちいちきちんと発音するとめんどくさいので、

簡易的な読み方になる場合があります。



日本語でいえば、

「~しなくてはならない」->「~しなきゃなんない」

に変化するような感じです。



英語で有名なのは、以下の2つです。


want to(~したい)->wanna(ウォナ)


going to(~するつもり)->gonna(ゴナ)



歌の中でも、よく「ウォナ」「ゴナ」という形で出てきます。



このほかにも結構使われるのが、次の表現です。


should have(~すべきだった)->should’ve(シュダ)


could have(~できたのに)->could’ve(クダ)



should have(シュッド・ハヴ)ではなく、

「シュダ(ヴ)」と発音される点に注意です。



結構よく出てくる発音なので、覚えてしまいましょう。






liezon.png






これを英語の勉強ならば

記憶力勝負で覚えるというのもひとつの選択肢です。


が、カラオケで歌うことが最優先されるので、

法則を使ってしまいましょう。




じつはこれ、英語の場合はフレーズを1呼吸で言う。

ということでほぼ解決してしまいます。 


get onなら、

get+onだと2呼吸。 


でもこれを1呼吸にすると、

getのtで切れませんので、

【げろん】となります。



この時の発音は、

【と】が【ろ】になるのではないんですね。 


げっとの【と】が切れずに、

【らりるれろ】の舌の形になったまま、

次のonが続いているだけなんです。 


だから、

【げとん】ではなく、

【げろん】と聞こえてしまいます。



つまり、

口の中の舌の形が音を作っているんです。 



日本語は口先で音を作りますが、

英語は骨格の構造上

舌を使って喉の奥で発生するからなんですね。



ですので、

私たち日本人の場合は喉の奥で発声するように、

出てきた音ではなく、

音を出すしくみをまねしてください。






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洋楽カラオケでの英語学習は、

リスニングと発音が鍛えられるだけでなく、

歌詞を通じて英語の表現や単語が暗記できるので

語彙力もアップします!


ただ、日本の歌を見てもらっても分かるように、

歌ならではの理解しがたい文章や

スラングが多いことにも注意してください。





● 歌手になったつもりで堂々と歌おう


英語の曲を難しく感じるのは、こうしたコツを学校の英語では

全く教えないせいもあるのでしょう。


しかし、あきらめる必要はありません。


英語の曲を覚えると決めたら、まず繰り返し聴き込み、

歌詞の意味はとりあえず考えないで

リズムを徹底的に身体にしみ込ませます。


そして、英語を話すというより絵を描くようなつもりで、

ひたすらお手本を真似て、聴こえる通りに歌ってみましょう。


ちょっとくらい発音がヘンでも、

「形から入る」やり方で構いません。


実は、恥ずかしがらないで堂々と歌う姿勢も、

英語カラオケの曲をマスターするには大切な練習なのです。


そして、

歌い方の基本をマスターしたら、歌詞の意味を咀嚼して

気持ちを込めて歌いましょう。


ちょっとした歌手気分が味わえます。






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● 英語カラオケは「ありのままに」歌ってOK


2014年、

ディズニー映画『アナと雪の女王』が大ヒットし、


その挿入歌「Let it go」は、

これ1曲だけでも空前のヒットを記録しました。


日本でもこれを英語で歌いたいという人が増えたことは

喜ばしいことです。


英語の歌は、学校で習った英語の発音をいったん忘れることも

コツの一つと言ってよいでしょう。








実際に、Let it goを学校の教科書を読むように愚直に

「レット、イット、ゴ~」と歌っていたのでは、

全く曲に乗れません。


これは誰にとっても納得がいくことであったらしく、

ついには「レリゴー」の別名でも有名になりました。


この人気は、

英語カラオケは「聞こえる通り、ありのままに」歌えばいいんだ、

という大いなる気づきをもたらしました。


そのことだけでも、単なるヒット曲を超えた魅力と

強いメッセージが伝わってきます。












文法は習った。

英会話も慣れてきた。


でもネイティブや先生が話す英語と

自分の英語を比べたとき、「なんか違う…」


そんな風に感じたことはありませんか?


もしかしたらその悩みを解消するカギは

「発音」にあるかもしれません。




①とにかく声を大きく!


「発音」のことではありませんが、

ぜひ最初に書かせていただきたいこと、


それは、声の大きさです。



私たちが日本語で話す時の声の平均音量は、

英語話者の音量よりも小さい(英語>日本語)ことが多いのです。


したがって、実際に英語で会話をしていても、

単純に声が小さくて音が聞こえない、という意味で

”Pardon?”と聞き返されることも多いよう。



日本人にとっては

大きな声で話すこと自体に慣れていない上、

英語となるとさらに声がしぼんでしまうことも多いのですね。


けれども、「スピーキング」とは主に

「声」でコミュニケーションをしていくことです。



たとえ一単語であろうと、簡単な文章であろうと、

感覚的にはいつもの1.5~2倍ほどの大きさの声を出すよう心がけましょう。












★やってみよう!



自信があってもなくても、

声は常に張り上げる感じで話すよう心がけてみてください。


どちらかというと、

カラオケで使うあの「歌声」くらいがいいんですよ。



声を大きくしても、怒っているのではなく、

楽しく歌っている感じになるよう意識してみましょう。






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★やってみよう!


子音を発音する上で重要なのは、

「どれくらいの息を出すか」また

「その息を口の中のどこで止めるのか」ということ。



まず舌の先を、

「上の前歯のすぐ後ろ」あたりに置いて、

ほんの少しだけ、「本当にほんの少しだけ、間をあけましょう」。


ここから息を出します。



そして舌は

どちらかというと固めにしておきましょう。


日本語を話すときよりも「マッチョ」な感じです。



そしてそのほんの少しの「間」に向かって、

肺から息を「最速スピード」で当ててください。




ポイントは以下の3つ


1)お腹の筋肉を使って「息を一気に出している」こと。


2)息が舌にぶつかる際、

大量の息に舌が負けてしまわぬよう、

舌を固く保つよう意識してください。


3)どれくらいの息が実際に出ているのか、

口の前に手をあてて感じてみてください。

「手の平に息がスッ」と当たりますか?



さて、/s/ 音が単音で力強く出せるようになったら、

次は単語の練習をしてみましょう。



study / science / street / city / face / just / last



それができれば次は文単位での練習です。

先ほどの文章をもう一度使ってみましょう。


”I studied science last night.”


3回、/s/ 音が上手に出せましたか?


 



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・あいまい母音は脱落することがある




英語の強弱のリズムのうち、弱リズムに該当する音は、

あいまい母音に変化します。



例えば、differentという単語は、

dif-fer-ent と3つの部分(音節)に分けることができます。



アクセントは、最初の音節のdifにあります。

強弱のリズムで言うと、これが「強」の拍に当たります。


それ以外の部分(音節)であるferとentは弱の拍になります。

この部分があいまい母音になるわけです。



このあいまい母音なのですが、

実は、時折脱落します。


つまり、音がなくなってしまうのです。


カタカナ発音で表記するとするなら、

「ディファレント」ではなく、「ディフレント」になるわけです。




WEBLIO辞書で発音記号を見てみると、

dif(?)r?ntと表記してあります。


カッコでくくってある「? =あいまい母音」は、

発音してもしなくてもよいということです。













・発音は、私たちが思う以上に変化している!




他にも、

suppose「サポウズ」がsppose「スポウズ」になったり、

family「ファミリィ」がfamly「ファムリィ」、

forget「フォーゲット」がfrget「フゲッ」になったりします。


「フォーゲット」じゃなくて「フゲッ」っと発音されたら、

何が何だかわからなくなってしまいますよね。



英語カラオケのカジュアルな発音になればなるほど、

この脱落が多くなります。


こういった変化は、

洋画を見たり、洋楽を聴いてみるとよくわかります。



実は、英語の発音は、

私たちが思っている以上に変化しているのです。


日本語を母語とする私たちは、

こうした音変化にとても弱いです。


なぜかというと、

日本語にはこうした仕組みがほとんどないからです。



例えば、

「卵」の発音が変化して、

「たむご」になるとか、

ないでしょう…?


こうした知識がないと、

私たちは実際にはそこにない音を聞こうとしてしまいます。


その結果、

聞き取れないという現象が起きるんですね。



さて、どんなところでこうした発音変化が起きるのかは、

慣れてくると自然とわかるようになります。


慣れるためには、

まず理屈で理解しておくと役に立ちます。





まとめ


・英語の発音はよく変化する

・強弱リズムの「弱」に現れるあいまい母音は、脱落することがある

・脱落ルールがわかると、リスニング力がUPする!






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どれほど英語カラオケを練習しても、

いつまで経っても歌詞を記憶できない事ってありませんか?



人前で歌詞カードを見ながら歌うと、

スコアで身体の一部が隠れて格好悪くなり、


あなたがチラッと歌詞を見た時にマイクから口が離れて、

聞き手に歌が上手に聞こえなくなる場合もあります。



なぜプロはライブで歌詞カードを見ずに、

何十曲も歌詞を間違えずに

歌いきる事が出来るのでしょうか?




プロのボーカリストは

1曲を初回の音合わせまでに最低100回、


ライブ本番までに200回は練習している

と言われています。



しかもプロのボーカリストに確認したところ、

100回の練習(3分の曲なら5時間)をぶっ通しで行い、


たった1日で歌詞は勿論のこと、

曲を完全にマスターしてしまうというのです。



つまり、

あなたが歌詞を確実に覚えられないのは

記憶力が悪いからではなく、


単に

練習回数が足りない、


または

練習の方法を間違えているだけなのです。



ただ曲に合わせて繰り返し練習しても、

歌詞を完全に記憶することは困難です。



ここではプロも練習している

歌詞を確実に覚える効果的な覚え方をお伝えします。



歌詞を確実に覚えるコツは

練習の順序と方法にあります。


また練習の順番を間違えて練習しても

効率が悪くなるだけです。


まずは

同じ曲を何度も繰り返し聴いて、

あなたの体に染み込ませることから始めて下さい。



この練習方法をマスターすると、

歌詞を確実に覚えることが出来るだけでなく、


洋楽カラオケを上手に歌いこなす事も出来るようになります。


歌詞を完全に覚えて、

人前で自信を持って上手に歌えるようになって下さい。






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・・たった1日で完全記憶できる歌詞の覚え方




・リピートして同じ曲を何度も聴く



まずは、

1曲リピートで

同じ曲だけを最低1時間以上聴いて、

あなたの体に曲を染み込ませることから初めて下さい。


5分の曲なら

1時間で12回聴くことが出来ます。


この時にオーディオではなく、

イヤホンやヘッドホンなどで、


他のノイズを拾わないような環境で

集中して聴くことがポイントです。



特に

運転しながらカーオーディオでは、

聴くことだけに意識を集中する事は出来ません。



音楽を聴きながら

スマホ等の操作をしてもいけません。



ただ情景を思い浮かべながら、

歌詞に意識を集中して聴いて下さい。


歌詞のイメージを頭の中で具現化してください。



文字の記憶ではなく

イメージ映像の記憶に変えることで、

記憶に定着しやすくなります。


通常の歌詞には内容の連続性があり、

具体的な情景をイメージすると

次の歌詞を連想しやすくなります。





・パートを分割して、歌詞カードを見て覚える



次に、

曲を聴きながら歌詞カードを見て歌詞を覚えます。


歌詞カードが無い場合には、

インターネットで検索してスマホ画面に表示させるか、

パソコンで印刷して作成しましょう。


イントロ、

Aメロ、

Bメロ、

サビ


の様に、

歌詞のパートを分割して

線を引いてください。



続いて、

サビなどで歌詞に繰り返しのパターンがある場合は、

歌詞カードの歌詞の違うところにアンダーラインを引いて下さい。


スマホ画面を見ている場合は、

歌詞の違うところに意識を集中してください。





・ワープロソフトで曲を聴きながら歌詞を打つ



次に、

パソコンをお持ちであればワープロソフトを使用して、

歌詞カードを見ないで、

曲に合わせて歌いながら歌詞を打ち込んで下さい。


スマホでは、予測変換で

2回目以降に文字が候補表示されてしまう可能性が有るので、

スマホではなくパソコン入力がお勧めです。



スマホしかお持ちで無い場合には、

予測変換機能をオフにすれば、

メモ帳アプリなどを利用しても良いでしょう。


繰り返しであっても、

コピーアンドペーストを使用したり、

“繰り返し”と入力してはいけません。


かならず毎回

全ての歌詞を手入力して下さい。


Aメロ、

Bメロ、

サビ


の様に、

曲の構成ごとに

間隔を空けて改行してください。


この打ち込み作業は、

英語カラオケの歌に遅れずに、

スムーズに入力できるようになるまで

続けて下さい。






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・間違えなくなるまで歌詞を全て紙に書きだす



次に、

いよいよ紙への書き出しです。


手書きで歌詞を書くのは、

普段あまり文字をあまり書かない人にとっては

面倒に思われる作業かも知れませんが、


歌詞全文の手書きこそが、

記憶への最短ルートと言われています。



この時には、

曲を聴いてはいけません。



曲を思い出しながら、

ただ歌詞を紙に書いて下さい。


分からない時は、

その部分は空白でも構いません。


最後まで書いたら、

見直しをして分からなかった歌詞を記憶し、

また初めからやり直して下さい。


この暗記による歌詞の記述を、

1曲全て完全に間違えなくなるまで何度でも続けて下さい。






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・歌詞を見ずにボーカルレスの曲を歌う



ここまでくれば、すでに

あなたは歌詞の大半を記憶しています。


ここから、

歌詞カードを見ずに、ボーカルの入っていない

ボーカルレス音源をバックに歌を歌って下さい。


歌詞を途中で忘れても、

歌詞を見ないで歌ってください。


間違えた箇所は

曲が終わってから歌詞カードなどで確認して下さい。


ボーカルレスの音源が市販されていない場合には、

スマホ用の無料カラオケアプリ「うたスマ」などで

“ボーカルを消す”スイッチをオンにすれば、


ボーカルの音をほとんど聴こえないほど迄に小さくして、

英語カラオケ用の音源で練習する事が出来ます。








ONE OK ROCK - Wherever you are Cover

ボーカル練習用 ( Off Vocal )






・歌詞を見ずにアカペラで歌う



最後の練習は、

音源無しにメトロノームのクリック音をだけを流して、

クリック音に合せてアカペラで歌う方法です。



音源をバックに練習していると、

音源を聴いて次の歌詞を予測することが可能ですが、


バックの音源が無い場合は、

歌は順番やパートを意識していないと、

続けて歌う事がとても難しくなります。



この洋楽カラオケ練習方法は

一切のヒントなしに

歌詞がきちんと出て来るための練習になり、

緊張した本番で生きてきます。


先程と同様に、

歌詞を途中で忘れても

歌詞を見ないで歌ってください。



間違えた箇所は

曲が終わってから歌詞カードで確認して下さい。


メトロノームのクリック音をバックに歌の練習をすることで、

リズムを正確に把握できるようになり、

英語カラオケのスキルが飛躍的に上達します。



初めは、スピードを70%程度に設定して、

徐々に10%ずつ上げて100%にしていくと、

よりリズムに正確に合わせて歌えるようになります。


メトロノームをお持ちで無い場合は、

無料のスマホアプリなどを利用すると良いでしょう。



但し、正確なクリック音の再生には

市販の電子メトロノーム等が必要です。


無料のスマホアプリは、スマホがマルチタスクによって

同時に他の多くのプロセス処理を行っている為に、

わずかにリズムの誤差があると言われています。






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・100回以上歌う



プロのボーカリストは

歌を覚える為に、最低でも100回、


ライブ本番前までに

200回は練習していると言われています。


3分の曲であれば、

1時間に20回、

5時間通しで練習する事が出来れば

練習回数が100回に達します。


途中適宜、

喉を傷めない様に休憩や水分を取って下さい。



但し、100回もの歌練習を通しで行えば、

プロのボーカリストでもない限り、

声帯を痛めてしまう可能性があります。


従って、

声帯へのダメージを減らすために、

歌を覚えるための練習では、喉で歌うのではなく、

腹式呼吸を習得して、

腹から声を出すイメージ練習も同時に行うと良いでしょう。


練習時間を細かく分けて

何週間もかけて1曲を練習するのではなく、


なるべく一日にまとめた時間を用意して

一気に曲を仕上げて下さい。






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以上の手順を、

正しい順序で練習することで、


最短一日で歌詞を記憶し

曲を仕上げることが可能になります。



この方法で1日で完全に歌詞を覚えるには、

かなりの集中力が必要になりますので、


疲れやすい方の場合には、

自分に合った方法にアレンジして

練習日数などを決めても良いでしょう。


英語カラオケの歌詞を完全に覚えるためには、

繰り返しの練習が不可欠です。








ラベル:リエゾン
posted by eigodekaraoke at 23:57| ニューヨーク ☁| 洋楽カラオケ | 更新情報をチェックする